揚げ物中の火災にご注意ください！

天ぷら油などの調理油の過熱による火災の多くは、揚げ物中の来客や電話などにより、コンロの火を消さずにその場を離れた際に発生しています。 　また、揚げ物後の鍋に廃油凝固剤を入れたまま加熱し、放置すると火災になることがあります。 　調理油を加熱する際は、その場を離れないようにし、火災予防に努めましょう。 　その場を離れる場合は、必ず火を消しましょう。

調理油火災を防止するためのポイント

1. 調理中は、火のそばから離れないでください。離れるときは、コンロなどの火を必ず消してください。
2. 過熱防止装置などがついたコンロの使用をお願いします。
3. 万が一の火災に備え、家庭用の消火器を準備しましょう 。

出火時の消火について

　揚げ物中の調理油に火がついた場合、鍋に水を注入すると突沸して危険です。絶対に水をかけないでください。

　野菜など水分を含んだものの投入も周辺に高温の油が飛び散ることがあり危険です。

　可能ならば、まず、コンロなどの火を止めてください。この際、火傷に注意してください。

　消火には、消火器の使用が最も有効です。家庭用の消火器を準備しましょう 。

廃油凝固剤の使用による火災防止について

　揚げ物後などの廃油を凝固剤で処理する場合は、油を再加熱する必要がありますので、絶対に目を離さないようにしましょう。

　また、次の点に注意しましょう。

固めるタイプ

1. 凝固剤を鍋に入れるときは、必ず火を消してください。
2. 調理油は、加熱しすぎないようにしてください。
3. 凝固剤で固めた油は、50℃以上で溶け出すことがあります。固めた油を火の近くに放置しないよう注意してください。

吸収するタイプ

　高温の調理油に使用した場合は、火傷をしたり、捨てた後にごみ袋の中で自然発火することがありますので、必ず調理油が冷めてから使用してください。

 　　

予防課指導係
0833-74-5602
受付時間　[平日]08：30～17：15